Samba 2.0.7 日本語版

SAMBA 2.0.7 日本語版は、オリジナルに対し以下の変更が加えられています。


修正モジュール一覧

日本語化は現在の版では、I18Nにのっとっています。
smb.confにおける日本語文字の扱いが変わったことなどにより、いくつか変更点がありますので、ご注意下さい。

修正箇所の一覧を以下に示します。

修正モジュール 修正内容 補足
source/lib/kanji.c 機種依存文字、外字を取り扱うコードの追加(変更) EUC、JISでもクライアントからの機種依存文字が利用できますが、サーバでの表示は、保証されません。Windowsからtelnetなどによりアクセスした時に、 表示できる場合があります。
source/include/kanji.h(変更) JIS ロシア文字の定義処理追加、機種依存文字、外字の定義追加
source/lib/util_str.c(変更) 大文字、小文字の判定処理に、日本語のロシア文字を追加 Windows NTの挙動にあわせた動きになります。
source/intl/* swat国際化モジュール(追加)
source/po/* swat国際化言語カタログ(追加)
source/web/cgi.c 文字列の 各国語 変換処理(変更)
source/web/swat.c 日本語文字列の 各国語 変換処理(変更)
source/include/version.h Samba バージョンを 2.0.7-ja-<バージョン名> に変更(変更)
swat/ja/help/welcome.html 日本語用swat表紙(追加)
swat/ja/include/* 日本語用各種html部品 (追加)
source/web/statuspage.c SWAT国際化変換処理  
source/prams/loadpram.c SWAT国際化変換処理  
source/prams/prams.c SWAT国際化変換処理  
source/script/installswat.sh SWAT国際化。日本語ドキュメントのコピー βのため不完全です
source/Makefile.in swat 国際化の追加
swat/include/header.html HTMLヘッダに
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-euc-jp">
を追加
STATUSページでファイル名がSJISだったら、文字化けしてしまいます。
packaging/RedHat/samba2.ja.spec 本バージョンのためのspec 追加
docs/jp/* http://www.samba.gr.jp/project/translation/ で公開された日本語マニュアル  

以下修正漏れがあれば、連絡下さい。


Samba日本語版開発

日本語機種依存文字機能: 三浦広志(miura@samba.gr.jp)
国際化SWAT:河原 亮 ( rkawa@samba.gr.jp)

日本語ドキュメントを含むすべてのプログラムのライセンスはGPL(GNU Public License)に準じます。


E-mail: staff@samba.gr.jp