smbspool

Name

smbspool -- 印刷ファイルを SMB プリンタへ送信する

Synopsis

smbspool [job] [user] [title] [copies] [options] [filename]

DESCRIPTION

このツールは Samba の一部である。

smbspoolは印刷ファイルをSMBプリンタに送るための とても小さい印刷スプール用プログラムである。 Common UNIX Printing System との互換性のため コマンドライン引数は位置に依存するが、smbspool を任意の印刷システムで使ったり プログラムやスクリプトから使ったりすることもできる。

DEVICE URI

smbspool は印刷先を Uniform Resource Identifier ("URI") を用いて指定する。 手段は "smb" を用いる。 この文字列はいくつかの形式を取ることができる:

smbspool は argv[0] から URI を得ようとする。 もし argv[0] がプログラム名であったら環境変数 DEVICE_URI を参照する。

exec(2) を使うプログラムは argv[0] に URI を渡すことができる。 一方シェルスクリプトは smbspool を起動する以前に環境変数 DEVICE_URI を設定しなければならない。

OPTIONS

VERSION

このマニュアルページは Samba バージョン 2.2 一式用である。

SEE ALSO

smbd(8)、 および samba(7).

AUTHOR

smbspool は Easy Software Products の Michael Sweet によって書かれた。

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、 Andrew Tridgell によって作成された。現在 Samba は Samba Team によって、 Linux カーネルの開発と同様の オープンソースプロジェクトとして開発が行なわれている。

オリジナルの Samba マニュアルページは Karl Auer によって作成された。 マニュアルページは YODL 形式( ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ で入手可能な優れたオープンソースソフトウェア) に変換され、 Samba 2.0 リリースに伴い、Jeremy Allison によって更新された。 Samba 2.2 における DocBook 形式への変換は、 Gerald Carter によって行なわれた。