Samba(「サンバ」と呼称します)は、以下のUNIXおよびUNIX互換マシンをWindows
NT互換のファイルサーバ/プリント・サーバにするオープン・ソース・ソフトウェアです。
GPL (GNU General Public License) の元に無償で利用することができます。
Sun Solaris,Sun OS, HP-UX, IBM AIX, IBM MVS, SGI IRIX, NEC UX/4800,
SCO UnixWare, Compaq Tru64 UNIX, Linux, FreeBSD, NetBSD, MachTen など他多数
SambaはオーストラリアのAndrew Tridgell氏らによって1993年に開発されました。
現在Linuxのブームにより、Linux上のユーザ数が急増していますが、SUNやHPのUNIXマシンをベースとした数千、数万のユーザをサポートするSambaマシンが企業のインフラとして長い間活躍してきています。
現在世界で500万台以上のUNIXマシンでSambaは稼働しており、Linuxの普及に伴って、WindowsNTサーバを置き換える事例も増えて来ています。
現在Sambaは、Linuxcare社のAndrew Tridgell氏やSGIのJeremy Allison氏、Turbo
Linux社のJohn H Terpstra氏らによってボランティアではなく、専任の担当者によって、開発・サポートが行われています。
(もちろん、日本人を含めた世界中のボランティアの方も多数参加しています)
年内リリース予定の Samba 3.0 では、Windowsドメインコントローラの正式サポートLDAP認証の正式サポートなど、今後ますますユーザ企業への利便性・適応性が増すと考えています。
参考: